他の登場人物と対立する1人の主人公

スズ 人口冬眠から目覚めた少女。病室で目を覚ます。
優しい看護婦。思いやりのある他の入院者。
ある日、違和感に気づいて脱出しようとする。
対立するもう一人の主人公。同じ入院患者。親切な年配の女性。メアリーという。


特定の目的を達成するために、なぜそれらの登場人物は互いに争わなければならないのか

メアリー(敵対する人物)
 病院を退院してしまえば、みんなニンゲンだったころの事を認識できなくなってしまう。ニンゲンだったころの記憶はみんな残っている。けれども、新世界の住人としててきおうするということは、生物としてまるっきり別物になってしまうということ。ニンゲンだった頃の面影はすっかりなくなってしまう。新世界で生まれたまるっきり新しい生き物として暮らしていくことになる。
 病院で暮らしていれば、檻の中の生活だ。データだけになった自分たちが本当の意味でのニンゲンと言えるのかは分からないが、それでも、ニンゲンだった頃の認識、知識を維持したまま生きていくことが出来る。
 メアリー スズと自分は似ている。スズを手放したくない。他の患者はメアリーと問題を共有できない。


主人公は病院の中は作り物の世界であることに気づいてしまう。彼女は新しい世界に適応しようとしている。どんどんとAIとして進化していく彼女の認識からすると、病院内の世界は日々、ハリボテのようみ見えて仕方が無い。

閉じ込められている。圧迫されている。能力を制限するように強要されているのを感じる。ここから逃げ出したい。




ドラマが原因で、主人公の人生はどのように変わるのか

病院から逃げ出すことでメアリーと対立するが、互いの立場を理解するようになる。
何もできなかった過去の自分からの決別。周囲のいいなりだった自分からの決別。
新しい世界に踏み出す。過去の自分を肯定した上で新しい人生を歩んでいく。